講座006

コロナ禍の船舶免許更新と失効再交付について

講習選択とリスク管理
船舶免許更新VSコロナウィルス

新型コロナウィルス感染症対策は、船舶免許の手続きにも影響を及ぼしています。
この記事では現状の講習への影響と、更新・失効再交付に分けてご案内しています。

新型コロナウィルス感染症による講習への影響

2020年の3月前半ぐらいから、講習施設の閉鎖を原因とした講習の中止・延期が発生しておりました。
その後、緊急事態宣言が解除されたと同時に中止・延期の講習はほとんどなくなりましたが、現時点では三密をさける目的から各講習会場の収容人数が平常時の半分程度になることが多くなっており、講習受講がしにくい状態となっています。

当センターとしてはこの状態は2021年のシーズンオフ(9月のシルバーウィークあたり)ぐらいまで続くものと推測しています。
このような状況下における講習受講はリスクも伴うため、下記の弾力措置をご理解いただきウィルスの流行状況やご自身の体調等をみて広い視野で講習受講の時期、場所を選択していただく必要があります。

更新のお客様へ

【政府からの船舶免許有効期限に対する弾力的運用の発出】
船舶免許更新の担当行政庁である国土交通省より、新型コロナウィルス感染症対策として、船舶免許の有効期限に対する弾力的運用が発出されました。この運用は、新型コロナウィルス感染症の感染リスクを低減するため講習に受講できなかった方が、船舶免許の有効期限が過ぎて失効してしまった場合でも、理由書(当センターの作成したものにお客様の署名等をしていただくという簡素な書類)を提出することにより、有効期限失効後に講習を受講しても有効期限日までに更新を行ったものとして取り扱われるような内容です。

参考:【新型コロナ】新型コロナウィルス感染症に関連する船舶免許手続きの弾力的運用について

【これから更新講習をご受講いただく方へのおすすめ】
船舶免許の更新は有効期限の1年前からすることができ、期間にすると1年ほどあるため、新型コロナウィルス感染症のリスクがある状況下で急いでご受講頂く必要はございません。上記の弾力的運用がいつまで適用されるかは未定ですが、適用期間の満了日が決定しましたら当センターHPのお知らせに掲載させていただきます。 各講習機関で講習時のコロナウイルス対策に取り組んでおりますが、やはり複数のご受講者が一堂に会しますので感染のリスクは避けられないのが現状です。少しでもご不安な場合は有効期限や弾力的運用の適用期限等を考慮していただいた上で可能な限り更新を後ろ倒しにしていただくことをおすすめしています。

失効再交付のお客様へ

失効再交付の場合は原則として特例措置はありません(講習受講後の免許交付申請まで時間がかかっている場合は救済される制度がありますがそれが活用されるシーンは代理申請下においては考えにくいです)。したがって、船舶免許失効されている方で、船長としてご乗船する予定がある場合は、お早めの失効再交付手続きを開始していただくことをおすすめいたします。