名古屋駅前に立地する愛知県中小企業センターをPFI事業にて建替えを行うプロジェクトである。 隣接する中経ビルと一体的に総合設計制度を適用するプログラムであり、愛知県の中小企業センター、産業貿易会館、勤労会館を統合し新たな産業振興ワンストップサービス拠点として整備されている。地階は新中経ビルと接続させ飲食店街を整備し、1階は良好な市街地を形成されるように、通り抜け通路を確保し回遊性を高めている。2階に800席のホール、5階に小ホール、6〜8階に展示室、9〜13階に貸し会議室と、ビジネス拠点として各種イベント、会議等が開催できるようにしている。14〜18階は県関連団体の事務室となっている。低層部は賑わいを感じさせる開口部とし、高層部は紡績をイメージする市松模様の外観とすることで、名古屋駅前において丹精でありながらシンボルとなる印象の外観としている。