たましんRISURUホール(立川市市民会館)を視察~徳島市議会総務委員会

11月6日午後、徳島市議会総務委員会(5名)は館長早川新一氏の案内で標記ホールを視察させていただきました。総務委員会が視察先とした理由は、同施設が地上5階、地下1階の複層構造の建物であること。1200席~1500席クラスのホールとしては比較的小さい敷地面積(約5515㎡)で、徳島市の新ホール建設候補地(4866㎡)にも近いことなどから視察先とされました。

たましんホールは、昭和49年建設、平成26年大規模改修工事を経てリニューアルされた施設で、改修前は大ホール1452席でしたが、座席が「狭い」などの市民の声を受け、改修後は1201席へ、小ホールも280席から246席へと広く座れる座席に改善したとお聞きしました。大ホールでは、コンサートや歌謡ショウ、オペラ、地元の学校など多様・多彩な事業が貸館方式で取り組まれ年間利用率は「コマ数(午前・午後・夜間を各1コマで)」当たり大ホールで76.9%、小ホールで70.3%と高く、貸館利用者数は354,851人となっていました。ただ、ホールの残響時間をおききしたところ、0.6秒とのことで音質で物足りない感じがしましたし、ホールの指定管理料が年間1億9千百万円と光熱水費が3200万円など、現在老朽化で休館中の徳島市文化センターが稼働していた時の指定管理料などと比較して、高い(約3倍?)と感じました。立川市は、首都圏基本計画で業務核都市として指定され、多摩の「核都市」として多摩の中心都市として発展しており、まましんホール・立川市市民会館は無くてはならないホールとして市民から愛され利用されていると感じました。

徳島市においても、年間約15万人が利用してきたホールが閉館となって、一日も早い新ホールづくりが今望まれています。

 

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